無添加ハムの販売スタート
今から約40年前、私の両親は、山に住みたい、と名古屋からここ、瑞浪市へ移転してきました。
もともとサラリーマンだった父が脱サラし、何も知らない養豚を始めたのです。
山だった土地を開拓するところから始まり、住居を構え、最初は妊娠豚3頭からのスタートです。
10年目頃から、自家農場の健康な豚肉を使ったハム、ソーセージを作りたい!と、
父特製のドラム缶の燻煙機で何度も試行錯誤し、「中山道ハム」の販売にたどり着きました。
自然が大好きな両親が、無添加のハムを選択したのは当然の事でした。
しかし、当時は無添加ハムはまだ珍しく、保健所からも「きちんと」添加物を使うよう、指導されたそうです。
しかし、頑固な二人は「無添加」を貫きました。